竹取物語

日本昔話タロットの聖杯 カップ

夏の物語

 

愛とはいったい何でしょうか?

お互い与え、与えられる

バランスの取れた状態。

 

しかし、このバランスが崩れ、

要求するようになると、

愛の状態ではなくなります。

 

竹取物語は、欲にまみれて変化する愛の意地の難しさを教えてくれます。 

1番 出会い

竹細工職人のお爺さんが、

竹を取りに山へ入ったある日の事、

光り輝く竹を見つけます。

お爺さんは竹を切ると、

何と中には女の赤ちゃんが!


2番 契り

子供がなかった老夫婦は、

赤ちゃんの到来を心をから喜び、

大切に育てようと誓います。

 

輝くような美しさから、

名を「輝夜(かぐや)」と名付けました。

その後、お爺さんは山へ竹を取りに行くたびに、

竹から金塊が出てきます。


3番 喜び 楽しさ

3人、一緒はとても楽しい。

お爺さん、

お婆さんもかぐやが来てくれたおかげで

明るい日々が送れる。

 

 


4番 退屈

かぐやが来てから、

お爺さんは竹を取りに行くたびに金塊を手にする。

その為、働かなくても良くなるのだ。

老夫婦はかぐやの為と町へ引っ越す。

かぐやは嫁入り修行と琴など、習い事の毎日。

とても退屈です。

 


5番 悲しみ

かぐやは変わりゆく

老夫婦の姿に悲しさが募ります。

ささやかな暮らしで十分だったのに、、、。

 

金銭的に裕福でも、

心はやるせない気持ちです。


6番 想いで

あの頃は楽しかった。

帰りたいなぁ、、、。

遠い記憶、、、

遠い想い出、、、


7番 選択肢

老夫婦はかぐやの婿探しの為、

三日三晩のお披露目会を催します。

かぐやの美しさに5人の公達が名乗りを上げます。

 

かぐやは5名それぞれに、

幻の品を要求し、持ってきた者と夫婦になると言う。

悩ましい問題、だけど期待も大きい。


8番 決別

かぐやは気付いていました。

実は自分が月の住人で、

月へ帰らねばならないことを、、、、、。

月と共鳴して、

自分も光る日が多くなります。


9番 物質的満足

お爺さんは物質的満足の頂点を極めます。

喜ばしい事です。

余裕。

満足。

 

しかし、愛という観点から見た場合、

このカードは期待に沿わないかもしれません。


10番 精神的満足

5人の公達はいずれも約束の品を調達できなかったが、

帝はジッと待ち続けた。

かぐやは地上の希薄な愛に絶望する中で、

帝には心惹かれ始めていた。

その帝との初対面。

地上にも愛はあった。


ペイジ メッセージ

ついにかぐやが月に帰る日が来た。

白い蛇が舞い降りて、

帝がかぐやを帰すまいと用意した2000の兵はフラフラに

このマジックのような出来事は、

あなたに奇跡のような

天からのメッセージを表します。


ナイト 迎え

かぐやに月へ帰るための羽衣が差し出されます。

かぐやはこの羽衣を身につけると、

地上での記憶がすべて消えます。

 

このカードが伝える事は

あなたの今までの苦労が報われるような

迎えが来ること。

あなたが本来、帰るべきところがある事を教えてくれます。


クイーン 無償の愛

かぐやは月では大事な姫です。

みな、かぐや姫の帰りを待っていました。

親が子に注ぐ愛を持つ月の住人たちが

迎えにやってきました。

 

地上で育ててくれたお爺さん、お婆さんにも

感謝でいっぱい。


キング 大いなる愛。

かぐや姫は月に帰り、

地上の人々を見守ります。

このカードは、私達ではなかなか理解しにくい、

もっと大きな視点からの愛。

 

かぐや姫が月へ帰っていったのは昇天をも意味し、

守護神のような

ご先祖様が見守ってくれるような深い愛を表します。


かぐや姫は日本最古のSFファンタジー。

壮大なスケールの物語です。

 

かぐや姫は、羽衣伝説の天女が、地上に遊びに来た時に、

羽衣を隠され、帰れなくなった間に夫婦となった時に身ごもった子供。

天女は天帝の愛娘。

天帝は西洋ではゼウス。

つまり、神の中の神。

 

天女は羽衣を見つけ月に帰ります。

しかし、すでに身ごもっていたかぐやを出産します。

 

天帝は天女の失敗を孫娘には絶対にさせたくありません。

しかし、天女は知らず知らずに地上への未練を漏らします。

かぐやに同じ目に遭わせないために、

天帝はかぐやを地上に落とし、人間の愚かな愛を見せるのです。

 

5人の公達、お爺さんの何と欲深い、愛のなき事か、、、、。

 

かぐやは生まれ持って自分のルーツに「罪」を持っています。

これを業・カルマと言います。

かぐやは天帝や天女、月の住人など、

一見私たちに関係のない存在に見えますが、

実はこのカルマというものは、全ての生命が持ちあわせ、

その為に苦しんだり、もがいたりします。

そして、世の中の多くのトラウマやコンプレックスは、

このカルマと大きく結びついているのです。

 

私たちも生きる中で、

本当の愛の意味を知る事、愛する人と巡り合う事の大切さを教えてくれます。

そして、それが叶えば、

かぐやが羽衣を掛けられてそうなったように、

すべてのカルマを忘れて天へと旅立てるのです。

 

愛って大切ですね。