心旅八景

俺はどう生きるか?

日本昔話タロット 小アルカナ「花咲か爺さん」冬の物語

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日本昔話タロット 小アルカナ「花咲か爺さん」


日本昔話タロットの小アルカナ「花咲か爺さん」について

小アルカナ「花咲か爺さん」のテーマ

通常のタロット「ペンタクル」に当たります。

季節背景は「冬」

富の物語。

 

人がポジティブに富を築いていく過程が描かれています。

花咲か爺さんは目先の欲にとらわれず、与えられた課題をコツコツとこなします。

お爺さんは何が自分にとって大事なのか、自分にとって豊かさとは何か分かっています。

お爺さんは金銀財宝が欲しくてポチを飼った訳でなく、木を植えたわけでなく、臼を作ったり灰を撒いた訳ではありません。

花咲か爺さんの物語は自分の欲だけでなく、多くの人を幸せにすることから生まれる事を教えてくれます。

「花咲か爺さん」って、どんなお話?

昔々、あるところに正直者のお爺さんとお婆さんが住んでおりました。正直爺さん夫婦の隣には強欲な老夫婦が住んでおりました。 ある日のこと、強欲爺さんの家から犬の鳴き声が聞こえてきます。正直爺さんは気になり、外へ出て様子を見ます。すると一匹の可愛い子犬が逃げ込んできました。「くわっらーっ! 待てぇ!」強欲爺さんが子犬を追いかけてやってきました。正直爺さんは子犬をかくまい、どうした事かと強欲爺さんに尋ねます。強欲爺さんは「犬が悪さばかりする。」と言って怒っています。 このまま、子犬を返したらどうなるか分かりません。正直爺さんは何とか子犬をゆずってくれないかと交渉します。強欲爺さんは可愛がってた子犬。ただという訳にはいかないと金品を要求し犬を正直爺さんに譲りました。こうして正直爺さんの所に犬の家族が加わりました。お爺さんとお婆さんには 子供がありませんでしたので名前を「ポチ」とつけ、たいそう可愛がりました。ポチは日に日に大きくなり、立派な名犬に成長しました。

ある日、お爺さんが野良仕事をしているとポチがお爺さんのところにやってきました。「どうしたやポチ?」 お爺さんがポチを見ると、ポチはお爺さんの裾を噛んで「こっちにこい、こっちにこい。」と呼びます。お爺さんがポチについて行くと今度は前足で穴 を掘るようなしぐさをし「ワンワン!」と吠えます。 まるで、「ここ掘れワンワン、ここ掘れワンワン!」と吠えているようです。お爺さんはポチのいうところを鍬で地面を掘り出しました。しばらくするとガチリと手応えが、、。お爺さんが慎重に掘り返すと、何と大判小判がザクザク出てきました。お爺さんは大変驚きました。これを知った強欲爺さんは居ても立ってもおられません。元はと言えば俺の所にいた犬だ! 何で隣の爺が!」と嫉妬心でいっぱいです。隣の正直爺さんのところに行き、ポチをちょっくら貸せと言う。 正直爺さんは不安ながら貸さない訳にもいかず、ポチを強欲爺さんに預ける事にします。 強欲爺さんは嫌がるポチを連れて行ってしまいました。その晩、強欲爺さんは強欲お婆さんと 一緒にポチを散々痛めつけました。「やい! 何でおれの所にいる時に小判を教えなかったんだ!  強欲爺さんは執拗です。」そして、「明日の朝、必ず小判の在りかを教えろよ!  教えないと酷い目にあわすからな!」 翌日、フラフラのポチは強欲爺さんに叩かれながら山へ向かいます。エサももらっていないポチはすっかり弱ってとうとう倒れ伏してしまいました。 「大判小判はここか!」強欲爺さんはポチの倒れた辺りを睨み、地面を掘り出しました。しかし、出てくるのはガラクタや骨、悪臭放つ汚物ばかり。 「このクソ犬! なめやがって!」強欲爺さんは事もあろうか鍬をポチに振 り下ろしました。可哀想にポチは死んでしまったのです。ポチを連れずに帰ってきた強欲爺さんに正直爺さんはおかしいと感じ、問いただします。「ポチはどうしただ?」 「何だか急にキャンキャーンとか吠えて、逃げ出してしまったよ。全く頭の悪い犬だ!」強欲爺さんは吐き捨てるように言います。 「何と!」正直爺さんと、お婆さんは心当たりがある所を二人で手分けして探します。「ポチやーい!」「ポチーっ!」「ポチやーい!」「ポチ-っ!」 お爺さんとお婆さんはご飯も食べずに探しました。お爺さんとお婆さんにとってポチは我が子同然です。寝ていて物音がしても「あれっ、ポチかい?」と外に出たり、いないのにご飯の用意をしてあげたりします。そんな毎日が続き二人は畑や 家の仕事も手が付かず探し続けました。そうして一週間後、二人の懸命な捜索のお蔭でようやくポチを見つけ出すことが出来ました。しかし、ポチは見るも無残な変わり果てた姿になっていたのです。「まさかとは思ったが、、、。」 お爺さんとお婆さんは泣いて泣いて、涙で衣服がずぶぬれになるほど泣き明かしました 「誰がこったら酷い事を、、、。だけど恨んでもポチが帰ってくるわけでねぇ。 婆さんや、せめてポチの大好きだった、あんころ餅を供えてやろうよ。」 お爺さんはポチの亡骸を埋める大きな穴を掘り、お婆さんはポチにお供えするあんころ餅を作りました。そして、ポチのお墓を作り墓標に小さな苗を植えました。「たんと食べて、ゆっくり休めや。」お爺さんとお婆さんはお墓に手を合わせました。「今日からこの苗がポチだ婆さん。毎日遊びに来るでな。」 二人はポチの死を乗り越え、ポチの為にも頑張ろうと決めました。

その晩、お爺さんとお婆さんは不思議な夢を見ました。朝、目が覚めるとお爺さんはお婆さんに話します。 「婆さんや、昨晩ポチが夢枕に立ってな。おらを臼にしてくれってこう言う だ。」「あれっ、まぁ私も同じ夢を見ただよ。爺さん。」 「臼って言っても、昨日苗を植えたばかりだ! ?」 お爺さんとお婆さんは朝ごはんも適当にポチのお墓へ向かいました。向かう途中、お爺さん、お婆さんは異変に気づきます。森の中から天まで届くような木が立っているのです。 「まさか!?」お爺さん、お婆さんがポチのお墓まで来ると、何て事でしょう! その天までそびえるような木はポチの木だったのです。お爺さん、お婆さんはポチの木に神々しい命の息吹を感じました。「これはポチの言う通り臼にしよう。」 お爺さんはポチの木から臼をせっせと作りました。ポチの木は見事な材質です。とてもとても立派な臼が出来ました。 「婆さん、ポチの臼で初めて作るのはポチの好きなあんころ餅だな。」」 二人はポチの好きだったあんころ餅を作る事にしました。お婆さんが餅をこね、お爺さんは杵をつきます。しばらくすると、柔らかいお餅をつく手応えが,ガチリと硬い金属のように変わります。「はてっ? 婆さん石でも入っ たかや?」調べてみると、ついていた餅は黄金に輝き、中から大判小判が出てきました 「こりゃ、驚いた。ポチの臼から小判が!」 これを覗いていた強欲爺さんはまたまた臼を借りに来ます。正直爺さんはまたも不安でしたが貸してあげる事にしました。強欲爺さんは正直爺さんと同じ ようにもち米をつき始めました。すると、何ともち米は汚物に変わってしまったのです。 「何だ! この臼は大事なもち米を! 婆さん、叩き割って焼いてしまえ!」 強欲爺さんは借りた臼を叩き割って焼いてしまったのです。正直爺さんが臼を返してもらいにやってくると、強欲爺さんは「あんなクソ臼貸しやがって! お蔭でもち米を損した弁償しろ!」とこうです。 「そらっ悪かった。で、臼は?」「あんなもの割って焼いてしまったよ!」 「えぇー!あれはポチの形見。」正直爺さんはそこまで言うと溢れる涙をこらえ、灰になった臼にすがりました。 「とうとう灰になってしもうたんじゃなぁ、、。」お爺さんはそれでもポチにかわりはないと灰を持って帰る事にしました。 お爺さんはお婆さんに臼を焼かれてしまったことを言うと、残念がるもお婆さんは「畑に撒くと良い。きっといい作物ができる。ポチが育ててくれるさ」と言う。 お爺さんはお婆さんの言う通り、畑の肥料として撒く事にした。お爺さんが 灰を畑に撒いていると突風が吹きました。お爺さんの持っていた灰は風に飛ばされ、枯れ木の方へと行きました。すると、何という事でしょう。ポチの灰を被った枯れ木が一瞬のうちに満開の桜で埋め尽くされたのです。お爺さんは大喜びでお婆さんを呼びに行きます。

「婆さんや! ポチじゃ! ポチが花を咲かせとる! 」とんできたお婆さんの目の前でお爺さんは枯れ木に灰を撒きます。するとやはり桜が満開になります 「冬と言うのに、まるで桜の海原じゃ!  季節外れの満開の桜は瞬く間に有名となり、お殿様の耳にも入りました。「この冬のさなかに花見も悪うない。花咲か爺を呼んでまいれ。」 冬の暖かな日、正直爺さんはお殿様御一行に招待され、枯れ木に花を咲かせることになりました。お爺さんはポチが起こした奇跡の数々に感謝しながら お殿様に一礼し「この花咲か爺、枯れ木に花を咲かせましょう!」とポチの灰を撒きました。すると、次から次へと枯れ木が溢れんばかりの桜で覆われます。 見ているお殿様は「天晴天晴!」と大喜び、正直爺さんに大変な褒美を取らせた。面白くないのは強欲爺さんです。「うちの窯で焼いたんじゃ。灰はまだある。」といってかき集め、「我こそは本物の花咲か爺なり!」と お殿様の前に登場し、灰をまき散らしました。強欲爺さんの撒いた灰はそのままお殿様に降りかかります。「おのれ、無礼者!」強欲爺さんは哀れ手打ちとなりました。 その後、正直爺さん夫婦はポチの思い出話に毎日花を咲かせ末永く幸せに暮らしたとさ。

 

花咲か爺さん Ⅰ

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子供のいない老夫婦に一匹の犬がやってきます。

犬は隣の強欲爺さんに飼われていましたが、

いつも苛められてばかり、

お爺さんは不憫に思い、かばってやると、

強欲爺さんはそれなら売ってやる!と金品を要求。

心優しいお爺さんはお金を払って引き取りました。

犬はポチと名付けられます。

キーワード
正位置:繁栄。富。幸福の到来。財産。健康。
逆位置:兼ねによる堕落。強欲。無駄遣い。ケチ。不健康。

花咲か爺さん Ⅱ

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ポチはお利口です。

「お手」や「おあずけ」もすぐに覚えます。

老夫婦に本当の子供がやってきたように、

明るく楽しい毎日です。

キーワード
正位置:楽しい出来事。遊び。遊び心。熱中。
逆位置:もてあます。強制的。派手な振る舞い。

花咲か爺さん Ⅲ

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ある日、畑仕事をしているお爺さんの袖を

ポチが引っ張ります。

はて?

お爺さんはポチの案内する場所へ行きます。

すると次はここ掘れワンワン!

お爺さんはその通り掘ってみると大判小判がザクザク!

キーワード
正位置:確かな技術。熟練。スキル。芸術的な能力。
逆位置:技量の問題。平凡。質が悪い。適当。あいまい。

花咲か爺さん Ⅳ

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面白くないのは隣の強欲爺さん。

元々俺のとこにいたくせに、何で教えなかった!と怒りと嫉妬が込み上げます。

お爺さんに「ポチを貸せ!」と言って、山に連れて行きます。しかし、出てくるのはガラクタ、汚物ばかり。

灰色で描かれたポチはこの後殺されてしまいます。

キーワード
正位置:金品の損失。独り占め。高利貸し。度量が狭い。
逆位置:浪費家。遅延。障害。管理不足。ダダ漏れ

花咲か爺さん Ⅴ

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戻ってきた強欲爺さんにポチの事を尋ねると、

「何処かに走り去っていった!」と強欲爺さんは言います。

ポチを心配して、老夫婦は食べ物も喉を通りません。

探して一週間、変わり果てた姿のポチを発見。

お爺さんお婆さんは、我が子を失ったように悲しみました。

手厚くポチを埋葬し、ポチのお墓に苗を植えます。

「今日からこれがポチだ婆さん、、、」

老夫婦は前向きに生きて行きます。

キーワード
正位置:損失。自信喪失。喪失感。貧困。失う。なくなる。
逆位置:新しい解決策。打開策。救いの手。救出。

花咲か爺さん Ⅵ

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ポチの苗は何と一晩で立派な大木に成長します!

冬というのに青々した葉っぱ。

ポチの息吹を感じます。

キーワード
正位置:慈善活動。親切。満足。充足。慈愛。心の育成。
逆位置:自分本位。嫉妬。未払い。貪欲。踏み倒す。

花咲か爺さん Ⅶ

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ある夜、ポチが夢に出ました。

「お爺さん、僕の木で臼を作って!」

翌日、お婆さんに話をすると、お婆さんも同じ夢を、、、。

これはポチの言う通りにしよう!

これから忙しくなります。

キーワード
正位置:報われた努力。才能開花。パートナーとの出会い。
逆位置:不安。気付かない。見過ごす。軽率。無知。

花咲か爺さん Ⅷ

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お爺さんはポチの木から臼を一所懸命作ります。

ポチが帰ってきたようで、

ポチと対話しているようで、

お爺さんは一心不乱に作っています。

キーワード
正位置:習得。熟練。率直さ。素直。謙虚。丁寧。
逆位置:幻滅。虚栄。陰謀。偽善。見栄。

花咲か爺さん Ⅸ

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出来上がった臼で、

まずポチの墓にお供えするお餅をつくことにしました。

果たして、

餅をつく杵がガチッ、

中から大判小判が!

あれまっ!

キーワード
正位置:業績アップ。識別する力。先見の明。
逆位置:脅威。詐欺。危険。嵐。離れる。逃げ出す。

花咲か爺さん Ⅹ

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お爺さんお婆さんは、

それら大判小判を困っている方に分け与える事にしました。

それがお利口だったポチが、

人の為に役に立ち、

喜ぶだろうと思ったのです。

キーワード
正位置:祝福。先祖、家族のご加護。遺伝。相続。受け継ぐ。
逆位置:リスク。強盗。遺産問題。賭博。投資の失敗。

花咲か爺さん ペイジ

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またまた強欲爺さんはが臼を貸せと言ってきました。

お爺さんは自分も餅をついて大判小判を手にしようとしたのです。しかし、全て汚物に、、、。

強欲爺さんは怒って臼を叩き割り火を放ちました。

心優しいお爺さんは、「何という事を、、、。」

しかし、怒らず灰を持ち帰りました。

 

何かの役に立たないかな、、、?

キーワード
正位置:研究。科学。開拓。またはそれらを有した人物。
逆位置:屁理屈。あまのじゃく。反抗。争いを好む。またはそれらを有した人。

花咲か爺さん ナイト

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お婆さんが「灰」は畑の肥しにすると良い!と言うので、

そうする事にしました。

ポチが豊かな実りを後押ししてくれる、、、。

そう思って、灰を撒いていると、

強風に乗ってポチの灰が枯れ木へと、、、

何と冬と言うのに枯れ木に満開の桜が咲いたのです。

この噂はたちまち広まりました。

キーワード
正位置:粘り強い。努力。手堅い。またはそれらを有する人。関わる人。
逆位置:低迷。ギャンブル。せっかち。焦る。またはそれらを有する人。

花咲か爺さん クイーン

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ここまで大変苦しい事、辛い事がありました。

しかし、それも心優しいお婆さんがいたからこそ。

富を築くにはパートナーの寛容さも大事です。

キーワード
正位置:心が豊か。寛容。優雅。備荒。またはそれらを有する人物。
逆位置:見せかけ。夜逃げ。責任転嫁。鼻持ちならない。またはそれらを有する人。

花咲か爺さん キング

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冬の枯れ木に満開の花を咲かせる「花咲か爺さん」

噂はついにお殿様の耳に入ります。

冬の花見も悪うない。

そこで、お殿様の前で花を咲かせることに。

そして、見事満開の花が、、、。

面白くない強欲爺さんは、残っていた灰をかき集め、

「わしが本物の花咲か爺!」と言って、灰をまき散らします。

その灰は花を咲かせるどころかお殿様の目つぶしとなり、

哀れ強欲爺は手打ちとなりました。

キーワード
正位置:経験豊か。知識人。成功。開花。またはそれらを有する人。
逆位置:汚職。強欲。奪う。またはそれらを有する人。

花咲か爺さんデッキのあと解説

 花咲か爺さんは日本の五大昔話という事でとてもポピュラーです。 また、視覚的にも美しいので、絵本の最後の場面はどれを見ても美しい桜で彩られています。最後の満開の桜で胸がすくような快さで話は終わりますが、そこに辿り着くまでの道のりは結構険しいものです。 正直爺さんはただ正直なだけで富を得たわけではありません。正直爺さんの家にやってきたポチを大事に育てますが、その後殺されてしまいます。 我が子のように愛するポチの死を乗り越え、ポチの木を植えます。 夢枕に出たポチの言葉通りその木で臼を作ります。老人にとって大木から臼を掘り出すのは重労働に違いありません。 その臼も強欲爺さんに焼かれてしまいます。お爺さんはくじけることなく灰を畑に撒く事で更なる悲しみを乗り越えます。正直爺さんには他にも手立てがあったかもしれません。

〇強欲爺さんに仕返しをする。

〇強欲爺さんに焼かれた臼を弁償させる。

しかし、正直爺さんはあくまでもポジティブに解決します。そんな事をしてもポチが帰ってくる訳ではないしポチも喜ぶはずもないと考えたのかも知れません。お爺さんはどんな状況でも幸せになる方法を模索するのです。 お爺さんの生きるベクトルは常に幸せに向かっているのでしょう。ここに花咲か爺さんの信念、強さがあるように思います。また、花咲か爺さんはお金も花も人に分け与えます。富を築くヒントがこの花咲か爺さんにはたくさん詰まっている物語のような気がします。幸せを掴むにはいつでも目標を立ててそれに向かって精進する。それを実践しているのが花咲か爺さんではないでしょうか。

「般若心経(はんにゃしんきよう)」はご存知でしょうか?  お経ですので堅苦しく感じる方も多いかもしれませんが、「般若」は大いなる知恵。「心経」は心の教え。そのまま解釈すると精神的な幸せを得る教えとなります。やっぱり堅苦しいですね。 もっと簡単にしましょう。

「般」はいつでも、同じという意味、

「若」そのものずばり若い、強い、となります。

「心」はこころのままでいいでしょう

「経」は教に通じ、教えです。

解釈として心をいつも若々しく保つことで、  いつでも幸せを得ることが出きるという教え。肉体の年齢でなく、精神的な年齢を若く保ち、希望、夢を持つことは幸せをもたらすというメッセージが込められています。「般若心経」、実は「心の復活」の呪文なのです。「花咲か爺さん」のお話は復活の呪文を分かり易く伝えてくれる物語と言えるのではないでしょうか。