さぁ、あなたの得たものを寄付しましょう。
寛大な心で恵みを分け与えよう。
与える事で心の自由が得られることを感じましょう。
キーワード
正位置:恵みの精神。
奉仕。ボランティア。
逆位置:独り占め。
ケチ。セコイ。
「七面鳥」が語り掛ける事
人類皆兄弟を地で行く君!
君は何と惜しげもなく、自分の全てを差し出すのか!
あぁ、だから他の皆が生きてられるのかもしれない。
七面鳥は実際に多くのアメリカン・インディアンの寄贈品の対象であった。
寄贈の習慣は多くの種族の間で行われていた。
簡単に言えば、自己と他、お互いの犠牲を分かち合う事で、深く強く認め合うのです。
我々は七面鳥よりも多くの時間を生きる。
なのに私たちの命の為に、命を捧げる七面鳥をもっとよく知るべきだろう。
七面鳥の死に、私たちの命がある。
七面鳥よ、ありがとう!
日本でもおなじみのお中元やお歳暮、その他様々な文化の贈答の儀式に、
習慣のない人種はしばしば不思議に思う。
インディアン部族の一員は仲間を助けるために、
誰かに指図されることなく、全ての所有物を喜んで寄付することがあります。
現代の都市特有の生活において、
私達はとにかく取得し、どんどん消費するよう教えられる。
下らないおもちゃを沢山集めたものが、まるで人生の勝者かのように、、、。
どの文化でも、人々のニーズがいきわたらない限り、
誰も試合の勝者とは言えない。
人より多くの分け前を要求する人は、利己的か、狂ってるか、もしくはその両方。
また、多くのモノを寄付したり、人々の重荷を背負う人は最も尊敬できる一つと言えますが、恩着せがましくてはいけません。
貧しい人、高齢者、または弱者も自尊心はあります。
もし、あなたが七面鳥・メディスンの持ち主ならお祝いしましょう。
七面鳥精神は多くの美徳を持っています。
七面鳥精神は自己を超越しています。
七面鳥精神は誰かのサクリファイスとなって行動しやり遂げます。
七面鳥精神は本当に助けが必要な人を助けることを望んでいます。
これは独りよがりの説法や、宗教的な指針から来ているものではありません。
全ての命は「神聖」との信念のもと、七面鳥は我が身を差し出します。
グレートスピリットが全ての人々の心の中に住んでいる事を七面鳥は知っています。
他の人の為にする事は、同時に自分の為にしている事を真に理解しています。
ターキー・メディスンは悟りの中の、「真の自我」。
手を尽くして人に与えるというのは、
スピリチュアル・システムの全てを物語っています。
あなたに七面鳥が合図したら、あなたは七面鳥精神を考える時であり、
恵みを受け取っていることへの感謝と施しをするべきでしょう。
この恵みは精神的、物質的、または知的なものも含まれます。
この恵みは「大きい事」、「小さい事」がありますが、
決して意味のないモノではありません。
また、恵みは美しい夕陽や、
素晴らしい香りの花かも知れません。
その他、あなたの中に「施しの精神」が育ち、
他の人と分かち合いたいと望んでいるかも知れない。
◆逆位置
逆位置の七面鳥が現れるというのは、いくつかの側面がある。
あなたは何かから逃れたい精神状態から過食症になっていないか?
あなたはあまりにもケチになりすぎ、慈善の為に例え1円でさえも寄付することを拒否していないか?
これはあなたの生活の中の節約が行き過ぎて、守銭奴として生きる悲惨さになれてしまった事を意味する。
もしそうでなければ、あなたは現在出費するという事を恐れている可能性があるかもしれません。
「貪り食う」という側面がある逆さの七面鳥は
世界があなたに「何か」を貸してくれているのに、
それをあなたは還元(エネルギーのリサイクル)する必要がないという考えを表します。
それではダムは決壊します。
「すべては俺のモノ!」という考えはあなたの経済がやがて止まってしまう事になるでしょう。
この逆位置のメッセージはすべてのレベルにおいて、
寛大な精神が無視されているという事です。
これは自分自身に対しても、他人に対しても同様です。
決して受け取る事を前提に与えてはならないことを覚えておいてください。
これはマニピュレーション(小細工)です。
※マニピュレーション・・・株などの取引における市場操作
与える精神に後悔はなく、喜びの気持ちが伴います。
その中でも「布施」はその意味を最も表しています。
◆概要
七面鳥は、離れて与える、共有、収穫、霊性、尊重を表します。
七面鳥は他の人が自立して繁栄できるように与えます。
その精神は、さらに大きな贈り物をあふれんばかりに与えるので、
あなたの器を空する必要があることを教えています。
七面鳥精神は与える事に対して、心の底からためらいません。
それは七面鳥が母なる地球が私たちに与え続ける事、
森やフィールドの隠された秘密の場所、新たな成長が始まる場所を知っているからです。
七面鳥にはモラル、マナー、人当たりの良さがあります。
それは精神と人との結びつきを知っているからです。
外側から見られる精神性と、内なる精神の整合性を認識しています。
この方法を真に理解するには、貪欲と利己的精神を克服し、
人生の物質的側面を解除することから始まります。
他人の代わりにする正しい行動は心の成長を促し、
やがて全ての生命が神聖であると理解出来るようになります。
七面鳥精神がやってくると常に贈り物をもたらします。
それは調和を復元するものだからです。
七面鳥精神は心の底から贈り物を与え、
決して「恩着せがましさ」は与えません。
あまりにもさりげない姿に、もらった人の心にも「贈る精神」が芽生えます。
領収書を必要としない精神的な愛の行為。
愛する人、家族、知人、お世話になっている人。
「贈り物の精神」は心と身体のバランスを保つ心のアクション。
七面鳥の精神は伝染するのです。
※クリスマスに「七面鳥」を食べる習慣は、
北米大陸にヨーロッパ人が渡来し、食べ物が無くて困った時、
アメリカンインディアンにその度に七面鳥の差し入れで助けられた事に由来する。
その後、イギリスに伝わり現在では多くの国に伝わる習慣。
日本ではクリスマスは七面鳥ではなく、フライドチキンが多いようでです。
アニマルメディスンパーフェクトガイドはこちらで販売しております↓